2016年北九州記念レース回顧!!

斤量の差!!

勝って2年連続のサマースプリントチャンピオンに王手を賭けたかったはずのベルカントですが、その前に立ちはだかったのは8番人気のバクシンテイオー(牡7・堀)でした。
着差は1馬身とタイムにするとコンマ2秒の差になります。
良く言われるのが1キロで1馬身の影響があると言われていて、この2頭の斤量差が1キロでも違っていれば、また違った結果になっていたはず。
ですから、結果だけみればベルカントの前に立ちはだかったのは斤量の壁だったと考えられそうですね。
なお、3着には3番人気のオウノミチで2番人気だったラヴァーズポイントは11着に敗れています。

過去最高のデキ!!

パドックで際立っていたのが勝ったバクシンテイオーでした。
早めに小倉入りしていて、当地での入念な乗り込みが功を奏したのでしょう。
元々、夏場には強いタイプで多少の発汗こそ目立っていましたが、毛ヅヤはピカピカで心配するほどではありませんでしたね。
気合い乗りも良かったですし、ここに向けてピークの仕上げだったのではないでしょうか。
札幌記念を勝ったネオリアリズムもそうですが、堀厩舎の厩舎力には本当に驚かされるばかりです。
ただ、小倉記念の回顧の時にも書いたように、今年の小倉開催は幾分時計が掛かっているのもこの馬に向いた事は確かです。
去年は前が止まらず、差して届かずの6着でしたが、勝ち時計からもこの馬の持ち時計分はしっかり走っての差し切り勝ち。
今年の馬場がこの馬向きの展開になったという見方もできるのではないでしょうか。

56キロが堪えたか…!!

ベルカントは惜しい2着でしたが、休み明け3戦目とは言っても暑いこの時期を使われてのものですからデキは前走から平行線と言ったところ。
ただ、レースでは残り100mくらいまでは良かったものの、そこから幾分脚色が鈍ったのは、デキ云々というよりも斤量56キロが堪えたと見るのが妥当でしょう。
なぜなら、それはM.デムーロ騎手のポジショニングからも表れていました。
1000mだろうが1200mだろうが楽な手応えで先行できるのがこの馬の良いところなのですが、スタートから同騎手の手は動きっぱなし。
4角はゆっくり回ってきたかったところが、逆にスピードが付き過ぎてしまって膨らむロスもありましたし、ここはM.デムーロ騎手にしては珍しく強引に行ったのが裏目に出てしまったと言えます。
M.デムーロ騎手の頭には直線に入るまでにもう少しセーフティリードが欲しかったのかもしれませんね。

逆に~!!

ベルカントを除くとこのレース54キロから51キロを背負った馬しか出走していません。
しかも牝馬のベルカントが背負った56キロは牡馬換算で58キロですから、3着オウノミチ、4着ジャストドゥイングは斤量に恵まれての好走とも言うよりも、斤量差があったにも関わらず、ここまでが精一杯だったと言えますね。
ですから、勝ったバクシンテイオーもここでの勝負駆けは見事でしたが、斤量が増えて一線級が相手になったとき、どこまでやれるのか??というのも正直なところ。
ハンデ戦であれば、別ではあると思いますが…。

まとめ

やはり、ここで2着に好走したベルカントの結果は残念でしたが、今夏の充実ぶりをうかがわせる好走だったと思います。
なお、昨年同様のローテーションを歩む予定で、この後はスプリンターズSに直行するとの事。
サマースプリントチャンピオンの行方は今週のキーンランドCとセントウルSの結果次第という事になります。
現在19ポイントで首位をキープしていますが、はたして結果はどうなるのか。
楽しみに待ちたいものです。

ちなみに、本命のプリンセスムーンは3着でした。
残念。
不的中(2016.8.21.R11)

   

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