2016年小倉記念レース回顧!!

勝手が違う!?

小倉記念回顧(2016)

小倉競馬場の特徴として“日本で一番軽い芝”と言っても過言ではありません。
しかし、先週の小倉競馬場は例年に比べて1.5秒から2秒近く時計が遅く、イメージと違っていて少しビックリしました。
ただ、芝の2000mで1分56秒から57秒台の時計が出ていた頃とは少し勝手が違うのかもしれません。
最近では馬の脚元を守る意味もあって、頻繁にエアレーション作業を行うことも珍しくなく、JRAも色々と工夫している事は確かです。
そんな今年の馬場を味方にしたのが7歳にして嬉しい重賞勝利となった11番人気のクランモンタナ(牡7・音無)になります。
なお、2着は4番人気ベルーフ。
3着にも6番人気エキストラエンドで3連単は32万馬券となっています。

ズブい!!

兄に08年皐月賞馬キャプテントゥーレを持つクランモンタナはお兄さんそっくりの芦毛の馬体でディープインパクト産駒らしくないズブい走りをするのが特徴です。
ただ、今回騎乗した和田騎手はそんな同馬の特徴を活かし、さらには例年にない馬場傾向を読み切っての見事な手綱捌き。
レースを見ればわかるのですが、和田騎手はスタート直後に馬を出して2番手を確保。
しかし、ペースが落ち着いて馬が手を抜いて走るのをやめようとすると、手綱をしごいて前へ前へ馬をうながします。
更には、向こう正面でペースが上がったところではすかさず鞭を入れて先行集団から脱落しないようにまたまたうながします。
そして、そのままの勢いで直線に向くと最後までしぶとい走りで先頭でゴールしました。
終わって見れば、スタートからゴールまで和田騎手は追い通し。
手応えが悪いとかそういうレベルではなく、走るのが本当に嫌い。
と思うくらいにズブくて走るのをやめようとします。
ただ、そういった馬の気性をも逆手にとっての騎乗はベテランの為せる技であると言えますね。

1番人気11連敗!!

データでもお伝えしていましたが、このレースはハンデ戦になって過去10年で1番人気が10連敗と1度も馬券になっていません。
今年はダコールが4.1倍で1番人気でしたが勝ち馬からコンマ2秒差の4着と惜しい結果。
ただ、この4着は本当に残念で、5着だったマーティンボロが直線入口で外に寄れてしまい、ダコールはそのあおりをモロに受ける形となってしまいました。
惜しい競馬が続いていたダコールは、1頭になるとどうしてもソラを使ってしまうそうで、そうならないよう最後までシッカリと走らせようと、馬群に馬を入れたいという思惑が小牧騎手にはあったらしいのですが…。
ただ、立て直してからの伸び脚は秀逸で、ロスさえなければ3着以内はあったのではないかと思わせる走り。
それだけに、そのロスは相当大きかったと言えます。
トップハンデの58キロも背負っていましたし、結果は残念でしたよく走ったと言えるでしょう。

復調を期待!!

4番人気で2着だったベルーフは昨年に続いての2着惜敗。
近走の走りは本来からはほど遠いもので、結果だけ見れば小倉競馬場が合うのかもしれませんね。
血統的には、もっとやれる馬ですし、これをきっかけに復調を期待しましょう。

久しぶりの2000m!!

3着のエキストラエンドは14年に京都金杯を勝ってからずーっとマイルのレースを使われてきました。
ただ、最近は年齢的なものもあってズブさが出てきたのか、前走のエプソムCが久しぶりのマイル戦以外のレース。
今回は後方からの競馬で最後は鋭い脚で伸びて3着に好走。
重賞やGIでも好走していた馬だけに能力があるのは間違いなく、ここに来ての路線変更が上手く行ったのでしょう。

まとめ

夏の重賞レースというのは本当に難しいものですね(笑)。

   

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